「エコーを学びたいけれど、近くに実技を練習できる場所がない」と悩んでいませんか。
超音波検査は、動画や書籍で知識を学ぶこともできますが、プローブ操作や基本断面の描出など、実際に手を動かして確認したい内容もあります。
そのため、地域によっては、希望する内容の実技研修が近くで見つからず、少し離れた地域まで受講に行くことを検討する方もいます。
この記事では、東京・大阪など自宅から離れた地域のエコーハンズオン研修を検討するときに、距離だけでなく確認しておきたいポイントを紹介します。
「近くにエコーの勉強会がない」
「セミナーはあるけれど、実際にプローブを持てる時間が少ない」
「遠くまで行って受講する価値があるのか迷っている」
そんな方もいるのではないでしょうか。
遠方の研修へ参加すれば必ず上達するわけではありません。
一方で、自分が学びたい内容や、現在困っている実技を確認できる研修であれば、距離を含めて検討する方法もあります。
大切なのは、単純に「近い・遠い」で決めるのではなく、今の自分が何を学びたいのか、その内容を実際に確認できる研修なのかを見ることです。
エコー実技では「自分で操作する時間」を確認する
超音波検査を学ぶ方法には、書籍、動画、講義、見学、実技研修などがあります。
それぞれに役割がありますが、プローブ操作について確認したい場合には、自分で実際に操作する時間も必要です。
たとえば、
- プローブの持ち方
- 当てる位置
- 傾ける・回す・ずらす動き
- 基本断面の描出
- 画像が出にくいときの修正方法
などは、実際に手を動かしながら確認できる内容です。
そのため、ハンズオン研修を探す場合は、「実技あり」と書かれているかだけではなく、自分がどの程度プローブを操作できるのかまで確認してみましょう。
フィードバックを受けられるかも確認する
自分でプローブを操作していると、「なぜ画像が出ないのか」が自分では分からないことがあります。
その場合、講師に実際の操作を見てもらい、
- プローブの位置
- 角度
- 動かす方向
- 手の使い方
- 基本断面までの考え方
などを確認できると、その後の練習課題を整理しやすくなります。
ただし、研修でフィードバックを受けたからといって、その場ですぐに技術が定着するわけではありません。
研修で確認したことを、その後の練習で繰り返していくことも大切です。
遠方のエコーハンズオンを選ぶときに確認したいこと
遠くまで受講に行く場合は、受講料だけでなく交通費や移動時間もかかります。
だからこそ、申し込む前に研修内容を具体的に確認しておきましょう。
遠方のエコー研修を選ぶときの確認ポイント
- 自分が学びたい領域に対応しているか
- 初心者・経験者など現在のレベルに合わせられるか
- 実際にプローブを操作できる時間はどの程度か
- 講師に自分の操作を見てもらえるか
- 苦手な断面や操作について相談できるか
- 受講人数は何人か
- 研修後の練習につながる内容か
- 交通費・宿泊費を含めても受講したい内容か
「有名だから」ではなく、自分の課題に合っているかを見る
遠方まで受講に行くのであれば、研修名や知名度だけではなく、自分が現在困っていることを確認できるかを見てみましょう。
たとえば、腹部エコーを初めて学ぶ方と、心エコーの基本断面をもう一度確認したい方では、必要な内容が異なります。
自分の現在地と目的が研修内容に合っているかを確認することが大切です。
マンツーマンとグループ研修では学び方が異なる
マンツーマンでは、自分の課題に合わせて操作を確認しやすいという特徴があります。
一方、グループ研修では、他の受講者の操作や質問から学べることもあります。
どちらが一律に優れているということではなく、
- 自分の操作をじっくり確認したい
- 特定の苦手部分を集中的に練習したい
- 他の人と一緒に学びたい
- 複数のケースや質問に触れたい
など、自分がどのように学びたいかから選びましょう。
遠征するなら「その日だけ」で終わらせない
せっかく時間と費用をかけて遠方の研修へ参加するのであれば、受講後の練習まで考えておくことをおすすめします。
エコー実技は、一度できた操作が、そのまま安定して再現できるとは限りません。
研修中に確認した内容を持ち帰り、職場や練習環境で繰り返し確認することで、次の課題も見えやすくなります。
研修前に「確認したいこと」を決めておく
受講前には、現在困っていることを書き出しておくとよいでしょう。
たとえば、
- 胆のうの描出が安定しない
- 膵臓の走査位置が分からない
- 心尖部四腔像が毎回違う
- プローブをどちらへ動かせばよいか迷う
- 装置設定の基本を確認したい
などです。
課題が明確になっていると、限られた研修時間の中でも、何を確認したいのか講師へ伝えやすくなります。
研修後に次の練習内容を決める
研修が終わったら、「できた・できなかった」だけで終わらせず、次に練習することを整理してみましょう。
たとえば、
- 今回確認した断面をもう一度描出する
- 苦手だったプローブ操作を繰り返す
- 正常像と解剖を復習する
- 次に質問したいことを記録する
などです。
遠方まで学びに行くこと自体が目的ではなく、その後の練習につながる内容を持ち帰ることが大切です。
新大阪でエコー実技を学ぶという選択肢もあります
自宅の近くで希望する実技研修が見つからない場合は、少し範囲を広げて探す方法もあります。
特に遠方から受講する場合は、研修内容だけでなく、交通手段や移動時間も含めて考える必要があります。
新大阪周辺は、新幹線を利用する方にとって移動先の候補の一つになります。
ただし、「アクセスがよいから」という理由だけで研修を決める必要はありません。
自分が学びたい内容と、研修で確認できる実技が合っているかを優先しましょう。
SASHIでは、一人ひとりの課題に合わせてエコー実技を確認できます
SASHI合同会社では、医療従事者向けにマンツーマンの超音波検査実技レッスンを行っています。
臨床経験のある講師とともに、受講者の現在の経験や、学びたい領域、苦手な操作などを確認しながら実技内容を調整します。
腹部、心臓、頸動脈、甲状腺、乳腺などから、必要な領域について相談できます。
たとえば、
- プローブを持つところから確認したい
- 基本断面を練習したい
- いつも同じ部分で描出に迷う
- 職場では十分に実技練習できない
- ブランクがあり、基本操作を確認したい
- 次の職場で担当予定の領域を事前に練習したい
といった場合にも相談できます。
SASHIのレッスンを受講することで、短期間で技術が習得できることや、一人で検査を担当できるようになることを保証するものではありません。
現在どこで迷っているのかを確認し、その後の練習につなげる学習機会として活用できます。
まとめ|距離よりも「今の自分に必要な実技を学べるか」で選ぶ
近くに希望するエコー実技研修がないからといって、学ぶことを諦める必要はありません。
一方で、遠方まで行けば必ず技術が身につくわけでもありません。
研修を選ぶときは、
- 自分が学びたい領域に対応しているか
- 実際にプローブを操作できるか
- 自分の操作についてフィードバックを受けられるか
- 現在の経験に合わせた内容か
- 受講後の練習につなげられるか
を確認してみましょう。
大切なのは、「近いから」「遠いから」ではなく、今の自分が確認したい実技を学べる環境かどうかです。
遠方の研修を選ぶことも、近くで学ぶことも、どちらも一つの方法です。
自分の現在地と目標に合った学び方を選びながら、必要な実技を一つずつ練習していきましょう。
超音波検査の学び方を相談したい方へ
現在の経験、苦手な走査、学びたい領域を確認し、一人ひとりに合う練習方法やレッスンをご案内します。
LINEで学習相談をする受講前の相談だけでも可能です。現在の経験や目標に合わせてご案内します。