臨床検査技師として資格を取得したあと、
とりあえず病院に就職すればいいかな…
そんなふうに思っていませんか?
もちろん、病院勤務は安定していて、王道の進路です。
でも、あなたが思っている以上に、
臨床検査技師のキャリアには
たくさんの選択肢があります。
この記事では、就職前に知っておきたい
臨床検査技師の進路戦略について、
わかりやすくお話ししますね。
病院勤務だけじゃない!進路の選択肢
臨床検査技師の資格を活かせる職場は、
病院以外にもたくさんあります。
たとえば、健診センター、クリニック、臨床検査センター、
製薬会社、医療機器メーカー、大学の研究室や教育機関など。
働く場所によって、業務内容もライフスタイルもまったく変わってくるんです。
だからこそ、「とりあえず就職」ではなく、
自分がどう働きたいのか、
将来どうなりたいのかを考えることがとても大切です。
「選ばれる」人になるには?
大学での成績や実習も大切ですが、
採用される側としての視点も意識してみてください。
たとえば、「エコーができる」や「専門資格がある」
というのは強みになります。
ただ、学生のうちからすべてを完璧にこなす必要はありません。
大事なのは、「この人は学ぶ意欲がある」と感じてもらえること。
そのために、セミナーに参加したり、現場を見学したりと、
積極的に動いてみるのがおすすめです。
就職活動=キャリア設計の第一歩
就活は「ゴール」ではなく、
キャリアのスタートラインです。
大学で臨床検査技師の勉強をしながら、
将来やりたい検査や働き方について
少しずつ考えてみましょう。
たとえば、将来は管理職を目指したい、教育に関わってみたい、
研究分野で専門性を深めたいなど、
方向性によって選ぶ職場も変わってきます。
だからこそ、就職活動では「条件」だけでなく、
「自分の未来像」に近づける環境かどうかを
見極める視点が必要です。
SASHIで“先のビジョン”を見つけよう
もしあなたが、自分の進みたい道がわからないと
感じているなら、実際の現場を知ることが大きなヒントになります。
SASHIでは、臨床検査技師を目指す方にも
エコーセミナーを開催しています。
超音波検査など、就職後に求められるスキルを
早いうちに体験しておくことで、自信を持ってキャリアの一歩を
踏み出せるようになりますよ。
「とりあえず就職」は、決して悪いことではありません。
でも、少し立ち止まって、自分の未来を考えてみることで、
もっと納得感のある選択ができるようになります。
臨床検査技師として、あなたがどんな道を歩むかは、
あなた自身が決められるんです。
その一歩を、どうか大切にしてくださいね。
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