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ドプラ感度とは
ドプラ感度とは、
超音波装置が血流信号をどれだけ検出できるかを示す性能・設定を指します。
特に、
弱い血流をどれだけ拾えるか
に関係する重要な要素です。
基本的な考え方
ドプラ信号は、
- 血流の速度
- 血球の数
- 入射角
などに影響されます。
流速が遅い場合や、
血流量が少ない場合は信号が弱くなります。
ドプラ感度は、
こうした弱い信号を検出する能力です。
感度を高くするとどうなるか
メリット
- 低速血流を検出できる
- 微小血流の描出が可能
- 腫瘍血流や末梢血流の評価に有利
デメリット
- ノイズ(雑音)が増える
- 血流でない信号も拾いやすい
- 画像が不安定になることがある
感度を低くするとどうなるか
メリット
- ノイズが減少する
- 画像が安定する
デメリット
- 低速血流が見えなくなる
- 微細な血流を見逃す可能性がある
関連する設定項目
ドプラ感度は、
単一の設定ではなく複数の要素で調整されます。
主な関連設定は次の通りです。
- ゲイン(Gain)
- ウォールフィルタ(Wall Filter)
- カラースケール(PRF)
- 送信周波数
これらを組み合わせて、
最適な感度を調整します。
評価のポイント
静脈や腫瘍血流など、
低速血流の評価には高い感度が必要です。
適切な感度設定により、
血流の有無や分布を正確に評価できます。
一方で、
感度が高すぎると偽信号が増えるため、
ノイズとのバランスが重要です。
よくある誤解
感度は高いほど良い
見えているものはすべて血流
という理解があります。
実際には、
ノイズと信号の区別
が重要です。
まとめ
ドプラ感度は、
血流信号を検出する能力・設定です。
- 弱い血流を拾う能力に関係する
- 高すぎるとノイズが増える
- 複数の設定で調整される
- 適切なバランスが重要
ドプラ感度を理解することで、
血流の見え方をコントロールし、
より正確な評価が可能になります。












