プローブの種類

公開: 更新: 約2分

説明って何?

超音波検査では、使用するプローブ(探触子)の形状や周波数によって、
観察できる範囲や深さ、得られる情報が大きく変わります。

そのため、
検査部位や目的に合ったプローブを選択することが非常に重要です。

3つの定番プローブ

① セクタ型(心臓用)

先端が小さく、
そこから扇状に超音波ビームが広がるのが特徴です。

肋骨の隙間からでも超音波を入射しやすく、
心臓の奥深くまで描出できます。

周波数:2~5MHz
描出深度:およそ15~25cm

定番用途:
心エコー検査

② コンベックス型(腹部用)

先端が緩やかな曲面になっており、
広い範囲を一度に観察できます。

腹部臓器をバランスよく描出でき、
最も汎用性の高いプローブです。

周波数:3~6MHz
描出深度:およそ10~20cm

定番用途:
肝臓、腎臓、胆のう、膵臓など腹部全般

③ リニア型(血管・体表用)

先端が平らで、
浅い部分を高解像度で描出できるのが特徴です。

血管壁や甲状腺、乳腺など、
細かい構造を鮮明に観察できます。

周波数:7~15MHz
描出深度:およそ2~8cm

定番用途:
頸動脈、甲状腺、乳腺、表在血管

特殊なプローブ・用途

目的に応じて、
以下のような特殊プローブも使用されます。

  • 経食道プローブ:心臓の精密評価
  • 経膣・経直腸プローブ:婦人科、前立腺評価
  • 穿刺用プローブ:生検やドレナージ
  • ポケットエコー:超小型装置による簡易評価

参考資料・根拠

    更新・訂正履歴

    執筆・編集・確認

    sashi

    執筆

    sashi

    レッスンを見る LINEで無料相談