「専門学校って、本当に大丈夫?」
「臨床検査技師になりたいけど、大学に行かないと不安…」
そんなふうに迷っていませんか?
この記事では、専門学校で臨床検査技師の資格を取るという選択に
迷っているあなたに向けて、進路やキャリアのリアルを正直にお話しします。
Contents
専門学校でも国家試験の受験資格は得られる
まず、よくある誤解から。
臨床検査技師になるには大学に行かなければならない、
そう思っている方が意外と多いんです。
でも実際には、専門学校でも指定された課程を修了すれば、
国家試験の受験資格が得られます。
3年制、または4年制の専門学校があり、
いずれも資格取得に必要な学びが詰まったカリキュラムです。
実習重視で即戦力に近づける
専門学校の特徴として大きいのが、実習に力を入れていること。
現場を意識した実技の授業が多く、
卒業後すぐに働き始めることを前提とした教育スタイルです。
そのため、座学よりも手を動かして学びたいタイプのあなたには、
とても合っているかもしれません。
就職の不利は本当にある?
「大学出身のほうが就職に有利なのでは?」
という声もありますが、現場では“人柄と技術”が重視されます。
もちろん、研究職や大学病院など一部では
大学出身が望まれることもあります。
でも多くの病院やクリニック、健診施設では、
専門学校出身の臨床検査技師が第一線で活躍しています。
つまり、専門学校だからといって
進路の幅が狭くなるわけではありません。
自分の強みを育てる環境を選ぶ
大切なのは、あなたが「どんな技師になりたいか」です。
専門学校ならではの学び方、
スピード感あるキャリア形成を望むなら、
大学よりも合っている可能性は大きいです。
たとえば、エコー検査を武器にしたい、
患者さんと接する仕事がしたい、そんな目標があるなら、
現場重視の専門学校は大きな助けになります。
私の体験から:再進学で見えたこと
私自身、大学在学中に進路を見直し、専門学校に再進学しました。
確かに勉強は大変で、大学のような余裕はありません。
でも、実習中心のカリキュラムの中で、
“すぐに役立つ力”を身につけることができました。
これからは少子化の影響で、大学も専門学校も
今より入りやすくなるかもしれません。
でも、目的意識がない、あるいは薄い人ほど途中で辞めてしまう――
学生時代も、その後の専門学校教員として勤めていた時も、
何度も見てきました。
医療を志すというのは、人の命に関わるということ。
その重みを理解し、覚悟を持って学べるかが問われます。
目的意識がある人ほど、強く成長していくということ。
専門学生ということに引け目を感じるなら、
それを補う“武器”を持てばいい。
細胞検査士やエコーの技術は、
学生のうちから磨くことができる武器です。
前向きに努力するあなたを、私たちSASHIは応援しています。
SASHIで未来の自分を想像してみよう
SASHIでは、臨床検査技師を目指す学生さん向けにも、
エコー技術を中心とした実践的なセミナーを提供しています。
「自分の手で検査できるようになりたい」
「技術も自信も身につけたい」
そんな気持ちが芽生えたら、
一度、現場に近い学びを体験してみてください。
将来の選択肢が、きっとクリアになりますよ。
専門学校か大学か。
どちらを選ぶにせよ、一番大事なのはあなた自身の気持ちです。
やりたいことに向かって、納得できる環境を選べば、
どんな道でもきっと後悔はしません。
もし今、迷っているのなら進路は「学歴」ではなく、
「目的」で選んでいいんです。
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