説明って何?
超音波検査では、使用するプローブ(探触子)の形状や周波数によって、
観察できる範囲や深さ、得られる情報が大きく変わります。
そのため、
検査部位や目的に合ったプローブを選択することが非常に重要です。
3つの定番プローブ
① セクタ型(心臓用)
先端が小さく、
そこから扇状に超音波ビームが広がるのが特徴です。
肋骨の隙間からでも超音波を入射しやすく、
心臓の奥深くまで描出できます。
周波数:2~5MHz
描出深度:およそ15~25cm
定番用途:
心エコー検査
② コンベックス型(腹部用)
先端が緩やかな曲面になっており、
広い範囲を一度に観察できます。
腹部臓器をバランスよく描出でき、
最も汎用性の高いプローブです。
周波数:3~6MHz
描出深度:およそ10~20cm
定番用途:
肝臓、腎臓、胆のう、膵臓など腹部全般
③ リニア型(血管・体表用)
先端が平らで、
浅い部分を高解像度で描出できるのが特徴です。
血管壁や甲状腺、乳腺など、
細かい構造を鮮明に観察できます。
周波数:7~15MHz
描出深度:およそ2~8cm
定番用途:
頸動脈、甲状腺、乳腺、表在血管
特殊なプローブ・用途
目的に応じて、
以下のような特殊プローブも使用されます。
- 経食道プローブ:心臓の精密評価
- 経膣・経直腸プローブ:婦人科、前立腺評価
- 穿刺用プローブ:生検やドレナージ
- ポケットエコー:超小型装置による簡易評価











