「35歳を過ぎてから転職なんて、もう難しいのかな」
「若い人が優先されて、自分なんて相手にされないかも」
臨床検査技師として働きながら、
こんな不安が頭をよぎることはありませんか。
求人サイトや口コミを見ていると、
臨床検査技師の転職は難しい、
という言葉もよく目にしますよね。
特に35歳前後になると、
「今の職場に不満はあるけれど、動くのが怖い」
と感じやすい時期だと思います。
でも結論からお伝えすると、
35歳だから遅い、ということはありません。
ただし、20代と同じ感覚で動くと、
うまくいかない可能性が高いのも事実です。
必要なのは、年齢に合わせた戦略と、
“できる自分”をつくるための準備です。
ここからは、35歳からでも
「難しい」を「できる」に変えていくための
具体的な考え方を一緒に整理していきますね。
Contents
なぜ「35歳の転職は難しい」と感じてしまうのか
まず、なぜ不安になるのかを言葉にしておきましょう。
・求人票に「若手歓迎」と書かれている
・経験者募集でも、実は若い世代が優遇される
・ブランクや未経験分野への挑戦が怖い
こうした状況が積み重なると、
「臨床検査技師の転職は難しい」
と感じてしまって当然だと思います。
医療機関側の視点で見ると、
20代は「育成前提」、
30代半ば以降は「即戦力前提」
で採用されることが多いです。
つまり、35歳からの転職で問われるのは、
年齢そのものではなく
「この人に何を任せられるか」
という具体的なスキルなんです。
年齢で不利にならない人が持っているもの
では、同じ35歳でも
転職しやすい人は何が違うのでしょうか。
一言で言うと、
「自分の強みをはっきり説明できる人」です。
・どの検査を、どのレベルで一人で回せるか
・救急や健診など、どんな場面で役に立てるか
・チームの中で、どんな役割を担えるか
ここが明確な人は、
年齢に関係なく評価されます。
逆に「一通りできます」「普通です」
という表現しかできないと、
採用側もイメージが持てず、
若手を選びやすくなってしまいます。
35歳からの武器は「実技」と「視点」
では、何を強みにしていけば良いのか。
ここで大きな差になるのが、
超音波検査のような実技系スキルです。
超音波検査は診断に直結し、
人材不足の施設も多く、
・健診枠の拡大
・外注費の削減
・医師の負担軽減
に直結するため、できる人がいれば本当に重宝されます。
年齢を重ねているからこそ、
患者さんへの声かけや、医師とのコミュニケーションなど、
画像以外の部分でも価値を発揮できます。
技術と視点がそろうと、
「年齢が高い＝頼りになる人」
というポジションに変わっていきます。
よくある“遠回りしてしまう”学び方
一方で、頑張っているのに変わらないパターンもあります。
・まずは本や動画で知識だけ詰め込む
・職場で空き時間に少しだけ練習する
・多人数のセミナーに行ってみて、結局あまりプローブを握れなかった
この流れだと、
「勉強しているのにできるようにならない」
と感じやすくなります。
超音波検査は、
プローブの角度や圧のかけ方、体位変換など、
手の感覚で覚える部分がとても多い技術です。
座学をいくら積んでも、触らない限り“実戦力”にはつながりません。
「できる」に変えるための3つのステップ
35歳からでも、
転職の不安を「できる」に変えていくために、
意識してほしいポイントを
3つにしぼってお伝えします。
1つ目は、「目指す働き方を言語化すること」です。
ただ転職するのではなく、
・今より何を減らしたいのか
・代わりに何を増やしたいのか
・5年後どんな技師でいたいのか
を、紙に書き出してみてください。
2つ目は、「武器にする分野を決めて学ぶこと」です。
全部を広く浅く、ではなく、
例えば腹部エコーや頸動脈など、
まずは一つの分野に集中した方が
短期間で“任せられる人”に近づきます。
3つ目は、「自己流ではなくフィードバックを受けること」です。
描出の癖や、見落としやすいポイントは、
自分では気づきにくいからです。
教えてもらいながら修正していく方が、
結果的に時間とお金の無駄を減らせます。
35歳からの学び直しに、SASHIを活用するという選択肢
SASHIでは、
超音波検査を学びたい臨床検査技師や医師のために、
マンツーマンのオーダーメイドセミナーを行っています。
事前のヒアリングで、
あなたの現状や悩み、
転職や働き方の希望を聞いたうえで、
「今のあなたに必要な内容」だけを
ぎゅっと詰め込んで実技を行うスタイルです。
・完全個室で、人目を気にせず練習できる
・子連れでも通いやすい環境がある
・短期集中で通うことも、
少しずつ積み重ねることもできる
こうした柔軟さがあるので、
仕事や家庭と両立しながら
“転職に耐えられる実技力”を
身につけやすいのが特徴です。
「もう遅いかも」と思った瞬間が、いちばん早い
35歳からの転職は、
たしかに20代より簡単ではありません。
でも、「難しい」と感じている今は、
まだ動けるタイミングです。
本当に厳しいのは、何もせずに数年たってから
「やっぱりあの時動けばよかった」
と感じる瞬間かもしれません。
もし今、少しでも
「この先の働き方を変えたい」
「もう少し自分の可能性を試したい」
と思っているなら、
その気持ちは大事にしてほしいです。
SASHIの公式LINEでは、
あなたの今の状況や悩みを伺ったうえで、
どんな学び方が合いそうか、
一緒に整理していくこともできます。
年齢は、行動をあきらめる理由にはなりません。
あなたの「難しい」を「できる」に変える準備は、
今日から少しずつ始められます。
