エコーが苦手な臨床検査技師が抱えやすい5つの思い込みとは

エコーセミナー

エコーができない臨床検査技師が陥りがちな5つの思い込みとは?

「エコーの検査ができないまま、この先もずっと同じ仕事なのかな…」
臨床検査技師として働いていると、
そんな焦りを感じる瞬間はありませんか。
超音波検査は需要が高いにも関わらず、
臨床検査技師がエコーをできない状態で
職場に立ち続けてしまうことは珍しくありません。

でも、それは能力不足ではなく、
多くの人が共通して持つ“思い込み”が
ステップアップの邪魔をしている場合があります。

ここでは、エコーを学び始める前に
多くの臨床検査技師が陥りがちな
5つの思い込みを整理しながら、
どうすれば現場で活躍できる技術を
効率よく身につけられるのか考えていきたいと思います。

1. 「知識が足りないから、まずは勉強しないといけない」

知識を学ぶことはもちろん大切ですが、
超音波検査は“画像という結果”が目の前に出る技術です。
知識だけを先に覚えても、
実際にスキャンした時に画面のエコー像と知識を結びつけることは難しく、
それができるようになるには時間がかかります。

座学と実技は別々に進めるものではなく、
知識と操作の理解がリンクして初めて
正確な画像所見に結びつきます。
勉強ばかりを先に進めるより、
実技と並行する方が効率的です。

2. 「練習できる機会がないから、上達できない」

たしかに、超音波検査は
被検者、機器、指導者という3つが揃わないと
練習が難しい技術です。
そのため、職場の都合や忙しさが理由で
学べないと思ってしまうことがあるかもしれません。

しかし、「環境がない=学べない」という考えでは
いつまでもスキル習得のチャンスはつかめません。
近年は、自分の状況に合わせて学べる選択肢も増えています。
一歩踏み出すだけで
これまでの停滞が一気に動き始めるケースも多いです。

3. 「未経験のまま学ぶのは恥ずかしい」

成長できる人ほど、未経験であることを
恥ずかしいとは考えていません。
むしろ、知らない状態を素直に受け止め、
その分を埋めるための学習プロセスを
丁寧に積み上げようとします。

逆に、プライドや遠慮から
“できるふり”をしてしまうと、
「質問できない」「ミスが怖い」状態になり、
技術の習得が遅れてしまうこともあります。
未経験は恥ではなく、
正しいスタート地点だと思ってください。

4. 「一度学んだら、すぐできるようになるはず」

エコーは観察しながら操作する技術です。
目的臓器を描出し、腫瘤や血流などを
リアルタイムに判断する必要があります。
そのため、数回の受講や短期の練習だけで
すぐにできるようになるわけではありません。

ただし、闇雲に時間をかければ上達するのではなく、
“どこを改善すべきかを明確にする練習”が
スキルアップの近道になります。
目標設定とフィードバックがあるだけで
成長スピードは大きく変わります。

5. 「私はセンスがないから向いていない」

センスではなく、習得の順番や練習方法が適切かどうかで、
成長スピードは決まります。
技術の差は、才能ではなく
“手順と理解の積み重ね”の差です。

できない理由がセンスだと思い込むと、
改善点を見つける努力が止まってしまいます。
技術不足を才能のせいにする必要はありません。
適切なサポートと、正しい学び方があれば、
誰でもステップアップできます。

未来の選択肢は「学び方」で変わる

臨床検査技師がエコーをできないと悩んでしまう背景には、
現場で練習できない、教えてもらえない、
質問しにくいという環境が少なくありません。
だからこそ、自分の状況に合わせて
“効率よくスキルを伸ばせる方法を選ぶこと”が
キャリアを大きく変えるポイントになります。

SASHIは、あなたの学びに合わせる場所

SASHIでは、臨床検査技師や医師の方に向けて
マンツーマン形式で超音波検査の実技レッスンを行っています。
完全オーダーメイドで、
あなたの目的や課題に合わせたカリキュラムを作成し、
短期間でも「できる実技」を目指せる環境を整えています。

完全個室で安心して学べる
子連れでも受講できる柔軟なスタイル
法人向けのスタッフ研修にも対応

技術を学ぶだけでなく、
キャリアの選択肢を増やすサポートも行っています。

気軽に相談してみたい場合は、
公式LINEからお問い合わせいただけます。
あなたの状況に合わせて、最適な学び方をご提案します。

エコーは、才能ではなく学び方で変わります。
新しい一歩を踏み出すなら、今がチャンスです。

在宅医療で活躍する臨床検査技師の訪問現場での役割訪問現場で活きる!臨床検査技師が果たす在宅医療の役割前のページ

臨床現場で「できる人」になる!エコー検査技術を最短で習得する方法次のページ臨床現場で役立つエコー検査技術を最短で習得する方法を解説

関連記事

  1. 心エコーの限界を突破する実技セミナー紹介画像

    エコーセミナー

    【もう迷わない】心エコーハンズオンセミナーで“最初の壁”を突破する方法

    「心エコーが怖い…」そう感じているあなたへ心エコーに不安を感…

  2. エコー初心者が信頼できるセミナーを大阪で体験した画像

    エコーセミナー

    エコー初心者が大阪で見つけた“本当に教えてくれる”ハンズオンセミナーとは?

    できないまま時間だけが過ぎていく不安、ありませんか?「いつかはエコー…

  3. 自己流に限界を感じた医師が超音波研修で再出発するためのSASHI案内

    エコーセミナー

    「自己流に限界を感じている医師へ」超音波研修で再スタートを

    「このやり方で本当に合ってるのかな…」そんな不安、抱えていま…

  4. 看護師にとってエコー勉強が必要な人と必要ない人の違いを解説

    エコーセミナー

    「看護師にとってのエコー勉強|必要な人・必要ない人の違い」

    あなたは「看護師としてエコーを勉強する必要があるのだろうか」と迷った…

  5. 教わる人がいない環境でも成長できる継続教育を解説

    エコーセミナー

    「教えてくれる人がいない」環境でも成長できる|臨床検査技師の継続教育術

    「誰も教えてくれない環境で、どうやって成長すればいいのか…」そんな悩…

  6. 超音波初心者がプローブ操作を学ぶ方法を紹介

    エコーセミナー

    「私にもできた!」超音波初心者が学ぶべきプローブ操作方法

    「自分にできるわけがない」そう思っていませんか?「エコー検査…

  1. 人材不足でも安心!超音波検査導入のハードルを下げる工夫

    人材の育て方・活かし方

    人材不足でも安心!超音波検査の導入ハードルを低くする工夫
  2. 超音波検査における教育体制不足の深刻さと現場のリアルな課題

    人材の育て方・活かし方

    なぜ超音波検査は教育体制不足が深刻なのか|現場のリアル
  3. 病院の人材不足を招く求人応募ゼロの原因とは

    人材の育て方・活かし方

    臨床検査技師 不足で悩む病院スタッフのあなたへ
  4. 人手不足の時代に対応するための、医療機関の経営改善に役立つヒントを紹介

    人材の育て方・活かし方

    人手不足時代に役立つ経営改善のヒントとは?
  5. 臨床検査技師と連携する訪問診療で診療体制がどう変わるか

    人材の育て方・活かし方

    医師ひとりで限界を感じたら…臨床検査技師との訪問診療で変わる診療体制
PAGE TOP