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仕事へのやる気が続かないと感じたら
「最近どうもやる気が出ない…」と感じることはありませんか。
医療の現場で働く臨床検査技師は、
日々患者さんの健康を支える重要な役割を担う一方で、
強い責任感と緊張感の中で働き続けています。
そのため、臨床検査技師のモチベーション低下は特別なことではなく、
多くの方が直面する課題です。
忙しさが続くと心が疲れてしまい、
「このまま続けられるのだろうか」という不安が出てくるのも自然なことです。
実際、SASHIに来られる方も、
「教えてもらえない」「相談できる人がいない」「いつも一人で不安を抱えている」
こうした“言葉にしにくいもどかしさ”を抱えている方ばかりです。
職場の人間関係や急な責任増加など、
外からは見えないストレスを抱えている方の話を、私も日々たくさん伺っています。
モチベーション低下の主な要因
まず知っておきたいのは、
やる気が下がる背景にはいくつか共通点があるということです。
● 業務量の増加
人材不足や検査件数の増加で、一人あたりの負担が大きくなる。
● 評価が見えにくい
結果は患者さんに直結していても、日常的に感謝の声が届きにくい環境。
● キャリアの停滞感
同じ業務ばかりで、自分の成長を感じにくくなる。
● 技術的な不安
新しい検査を任されても、十分な指導がなく、そのまま現場に出るしかない。
こうした状況が積み重なると、気づかないうちに心の疲れとして表れ、
モチベーションは少しずつ削られてしまいます。
心の疲れと向き合うためのヒント
モチベーションが落ちている時に大切なのは、
「なぜそう感じているのか」を冷静に見つめることです。
1. 感情を言葉にする
「疲れている」「焦っている」といった感情を紙に書き出すだけでも、
頭の整理が進みます。
2. 小さな達成感を意識する
大きな成果を求める必要はありません。
「今日は丁寧に一件報告できた」
「説明に自信が持てた」
こうした小さな達成を認めることで、やる気の回復につながります。
3. 学びの場を持つ
新しい知識や技術を学ぶと、できることが増え、自己効力感が高まります。
これはモチベーション維持にとても効果的です。
キャリアの視点で考えることも大切
モチベーションの低下には、
「このまま今の技術レベルでいいのだろうか」
「自分の価値を上げられていない気がする」
こうしたキャリアへの不安も含まれることがあります。
腹部エコーや心エコーなど新しい技術を習得すれば、
職場での役割は増え、転職や昇給といった選択肢も広がります。
逆に、学べない環境が続くと、
未来への不安が膨らんでしまうのは自然な流れです。
つまり、今感じている心の疲れは
「これからどう成長したいか」を考える大事なサインとも言えます。
一人で抱え込まないために
あなたが今抱えている疲れや迷いは、個人的な弱さではありません。
多くの臨床検査技師が同じように悩みますし、
環境やサポートの有無によって大きく変わるものです。
信頼できる先輩や同僚に相談する、
外部の講座やコミュニティを利用するなど、
「第三者に聞いてもらう場所をつくること」も心の回復に非常に効果的です。
SASHIが担っている役目のひとつも、まさにこの部分です。
技術を学ぶために来た方でも、
実は心のストレスやもどかしさを話すことで、気持ちが軽くなることがよくあります。
SASHIからのご提案
もしあなたが
「基礎から学び直したい」
「スキルに自信がない」
「このままでいいのか不安」
と思っているなら、SASHIを活用してみてください。
新大阪駅から徒歩5分の会場で、
腹部・心臓・甲状腺・頸動脈・乳腺などの分野を、
現役の臨床検査技師がマンツーマンで支援します。
事前ヒアリングであなたの悩みや不安も丁寧にお聞きし、
「技術を学びながら、心のもやもやも整理できる場所」
としても利用していただけます。
技術を習得することは、ただのスキルアップではなく、
未来の選択肢を増やし、自分を立て直す大切なプロセスでもあります。
まとめ
臨床検査技師として働く中で、
モチベーション低下を経験するのは特別なことではありません。
原因を整理し、心の疲れと正しく向き合い、
少しずつ学びや達成感を積み重ねることで、
また前向きな気持ちを取り戻せます。
もし「もう一度やる気を取り戻したい」と思ったとき、
SASHIはいつでもあなたのための場所でありたいと思っています。












